同じ目数でも大きさが違う?針サイズで変わる仕上がりの秘密

by 北林裕美子 on
同じ目数でも大きさが違う?針サイズで変わる仕上がりの秘密

こんにちは。
micono神戸元町本店の北林裕美子です。

店頭でお客様から、
「編み図どおりに編んだのに、サイズが合わなかったんです…」
というお話をよく伺います。

実はこのお悩み、ゲージを取っていないことが原因であることが多いんです。

■ ゲージとは?

「ゲージ」とは、一定の目数・段数で編んだときの仕上がりの寸法のこと。
糸や針、編む人の手加減によって、このサイズは大きく変わります。

■ 針のサイズでこんなに違う!

こちらの写真の猫ちゃんコースター、
手前のサーモンピンクと真ん中の黄色は同じ目数・段数で編んでいます。
ただし、かぎ針のサイズを変えているだけ。

それだけで、仕上がりの大きさがはっきり違って見えるんです。
この小さな違いが、セーターやカーディガンなどの身に着ける作品では
大きな差になってしまうこともあります。

■ なぜゲージを取ることが大切なのか

「ゲージを取るのは面倒…」と思う方も多いですが、
ゲージを取ることで、自分の手のきつさや針・糸との相性がわかり、
編み直しのリスクをぐっと減らすことができます。

つまり、仕上がりの満足度を左右する大切なステップなんです。

■ 使用糸:アトリエ・ツィトロン「エヒト」

今回の作品には、ドイツの人気毛糸
**アトリエ・ツィトロン「エヒト」**を使用しました。

均一な撚りと上質なウールでゲージが安定しやすく、
初心者の方にも扱いやすい糸です。

人気色のイエローが再入荷しています。
秋冬の小物づくりにもぴったりの温かみのあるカラーです。

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