日ごとに日差しが春めき、手元の編みものもウールから軽やかな夏糸へと移り変わる季節。新しいプロジェクトを何にしようかと、糸棚を眺める時間は格別の愉しみです。
春夏シーズンの始まりに、micono(ミコノ)が自信を持ってご紹介したいのが、多くの方に愛されている名作糸「Katia Bonsai(ボンサイ)」です。
先日、店頭でいただいた素敵なお客さまからのご相談が、この糸の持つ力を改めて教えてくれました。
「闘病中の家族も含めて、みんなでおそろいの帽子を編みたいんです。室内でも屋外でも心地よく過ごせて、みんなの気持ちがパッと明るくなるような、そんな特別な糸はありませんか?」
家族の時間を大切に想うお気持ちに、真っ先にご案内したのがこの「ボンサイ」でした。

1. 素肌が呼吸するような、至福の肌触り
春夏の帽子や室内キャップを編む際、最も重视したいのは「肌への刺激」ではないでしょうか。特にデリケートな肌質の方や、長時間着用される方にとって、糸選びは妥協できないポイントです。
「Bonsai(ボンサイ)」の主成分は、モダール(レーヨン)72%とコットン28%。
シルクのような滑らかさと吸放湿性を備えたモダールが、コットンのナチュラルな風合いと溶け合い、地肌に直接触れてもチクチク感のない、しっとりとした質感を実現しています。
2. 「ふんわり」が生み出す、安心感のあるシルエット
一般的なコットンの糸は編み地が重くなりがちですが、ボンサイは独自の「チェーン撚り」構造により、驚くほどの軽さを誇ります。
- 驚くほどの軽さ: 糸の中に空気を含んでいるため、長時間被っても疲れにくい。
- 豊かなボリューム: 適度な厚みが生まれるため、頭のラインを優しくカバーし、誰にでも似合う美しいシルエットが作れます。
この「安心感のある被り心地」こそが、外出時だけでなく、室内でのリラックスタイムにも選ばれる理由です。

3. 表情を明るく照らす、絶妙なマルチカラー
沈みがちな気分をパッと引き上げてくれるのは、彩り豊かな糸の力です。
ボンサイの段染め(マルチカラー)は、派手すぎず、かつお顔まわりを明るく見せてくれる、計算されたトーン。
シンプルな編み地でも表情が豊かに出るため、初心者の方でも「編む楽しさ」と「仕上がりの満足感」を存分に味わっていただけます。
上品な光沢が、さらにその美しさを引き立てます。
4. 家族おそろいで編む、かけがえのない時間
「家族みんなでおそろいのものを」
その想いは、編んでいる時間そのものを豊かな「贈り物」に変えてくれます。
同じ糸で、それぞれのサイズに合わせて編み上げる帽子。
それは、離れていても、あるいは同じ部屋で過ごしていても、家族の絆を感じさせてくれる「お守り」のような存在になるかもしれません。

編み図のプレゼントとともに
miconoでは、この「Katia Bonsai(ボンサイ)」をご購入いただいた皆さまに、スタッフ考案のオリジナルの帽子編み図(PDFダウンロード式)をご用意しています。
どなたにも似合い、それでいて洗練されたデザイン。大切な方への心のこもったギフトとして、あるいはご自身へのご褒美として、この春「ボンサイ」で特別な一点を編んでみませんか?
執筆者:北林 裕美子 (micono神戸元町本店)