なぜヨーロッパのニットは美しいのか?鍵は「縦に流れる編み地」

なぜヨーロッパのニットは美しいのか?鍵は「縦に流れる編み地」

スペインKatiaが提案する透かし模様セーター


ヨーロッパのニットデザインには、どこか空気のような上品さがあります。

今回ご紹介するのは、スペインの毛糸メーカー「Katia(カティア)」が2026年春夏コレクションとして発表した新作セーター。

スペインのデザインスタジオで制作された、透かし模様の美しいプルオーバーです。

派手な装飾に頼らず、編み地そのものの美しさで魅せる。

ヨーロッパらしい洗練が感じられる、静かな存在感を持つ作品です。


スペインらしい、縦レースの美しいシルエット

このセーターの最大の特徴は、縦に流れる透かし模様。

均整のとれたレース模様が、自然な縦ラインを作り出し、シンプルなシルエットでもすっきりとした印象を生みます。

この「縦に流れる編み地」は、ヨーロッパのニットデザインに多く見られる特徴のひとつ。

身体のラインを強調しすぎず、それでいて全体をスマートに見せてくれる。

シンプルでありながら、確かなデザイン性を感じさせる一着です。



春から初夏に映える、軽やかなニット


このセーターは、春から初夏にかけての季節にぴったり。

透かし模様が空気を含み、軽やかで涼やかな印象を作り出します。

強い装飾がないため、日常のコーディネートにも自然に馴染みます。

デニムと合わせてもよし。スカートと合わせて上品にまとめてもよし。

ヨーロッパの街角で見かけるような、さりげないエレガンスを感じさせてくれるニットです。


使用糸:Katia Concept Extra Fine 365

この作品で使用されているのは、スペインの人気糸 Katia Concept Extra Fine 365(エクストラファイン365)。

コットンを主体に、エクストラファインメリノウールをブレンドした素材です。

コットンの軽さと、メリノのなめらかな柔らかさ。

このバランスが、肌に触れたときのやさしく上質な着心地を生み出します。

「365」という名前は、一年を通して使える糸という意味。

春から初夏、そして秋まで。

長い季節で楽しめる素材として、多くのニット愛好家に支持されています。




作品情報

デザイン提供:Katia(スペイン)

コレクション:2026年春夏新作

使用糸:Katia Extra Fine 365

使用針
3.0mm(日本サイズ3号)
40cm棒針 または 80cm輪針

サイズ:S / M / L / LL

難易度:中級者向け

透かし模様のチャートを見ながら編み進めるパターンで、メリヤス編みに慣れてきた方にとって、次のステップとして楽しめる作品です。

▶ この作品が編めるキットはこちらで購入できます。

執筆:北林 裕美子

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