店頭でお客様とお話ししていると、時々こんなお声を伺います。
「輪針でウェアを編んでいる途中に、気分転換でかぎ針を持ちたくなるんです。」
気分転換と言いながら、結局また編み物なのですが、編み物がお好きな方には、この感覚がよく分かるのではないでしょうか。
ずっと同じ作品を編んでいると、少し違う手の動きや、早く形になるものを挟みたくなることがあります。
そんな時に選びやすいのが、さらりとした夏糸です。
大きな作品の途中で、少し違うものを編みたくなる時
ウェアを編んでいる時は、完成までに時間がかかります。
もちろん、その時間も編み物の楽しさのひとつです。
けれど、何段も同じリズムで編み続けていると、時々違う手仕事を挟みたくなることがあります。
そんな時に、かぎ針で巾着やポーチ、小さなバッグのようなものを編むと、気分が変わります。
編み地の進み方も、手の動きも、棒針とは少し違います。
それだけで、いつもの編み物の時間に軽やかな変化が生まれます。
夏糸は、ウェアだけでなく小物にも使いやすい素材です
夏糸というと、トップスやカーディガンなどのウェアを思い浮かべる方も多いかもしれません。
けれど、夏糸のさらりとした手ざわりは、日々使う小物にもよく合います。
巾着、ポーチ、ミニバッグ、ちょっとしたインテリア小物など、身近なものに仕立てると、季節感のある作品になります。
大きな作品を始めるほどではない時でも、手元で少しずつ進められるものなら、気軽に取りかかりやすいのではないでしょうか。
かぎ針で編む小物に、ほどよい表情を添える糸
今回ご紹介する Pro Lana チェロは、メーカー写真ではウェアの印象が強い糸です。
ただ、実際にはかぎ針で編む小物にも取り入れやすい糸だと思います。
さらりとした手ざわりがあり、糸の中に混ざる濃淡が、シンプルな編み地にもほどよい表情を添えてくれます。
細編みや長編みのような基本の編み方でも、素材の雰囲気が出やすいので、日々使う小物にも合わせやすい一玉です。
派手すぎず、けれど単調になりすぎない。
そんな夏糸を探している方には、選びやすい糸です。
気分転換も、やっぱり編み物で
編み物をしている方にとって、気分転換がまた編み物になることは、決して珍しいことではありません。
輪針でウェアを編んでいる途中に、少しかぎ針を持つ。
大きな作品の合間に、仕上がりが近いものをひとつ編む。
そんな時間があると、また元の作品にも新鮮な気持ちで戻れることがあります。
Pro Lana チェロは、ウェアだけでなく、そうした合間の編み物にも取り入れやすい夏糸です。
前回もお伝えしました通り、こちらの糸は今シーズン限りで販売終了予定です。
夏の間に、少し気分を変えて編みたいものがある方は、選択肢のひとつとしてご覧ください。
気分転換も、やっぱり編み物で