世界中で人気の「ソフィーフード」が、春の冷たい雨に手放せない理由。傘の下の“盲点”を埋める、北欧の知恵。

世界中で人気の「ソフィーフード」が、春の冷たい雨に手放せない理由。傘の下の“盲点”を埋める、北欧の知恵。
数日前までの小春日和が嘘のように、一転して冬が戻ったような冷たい雨が降り続いています。

春の装いに切り替えていたのに、この急な「寒の戻り」に戸惑い、慌てて厚手のコートを引っ張り出した方も多いのではないでしょうか。

この時期、一番気をつけたいのが「首元の冷え」です。

雨の日は湿気で体温を奪われやすく、一度冷えを感じると体調を崩す原因にもなりがち。そんな不安定な季節に、今、世界中の編み物愛好家から絶大な支持を得ているアイテムがあります。

デンマーク発の人気デザイン「ソフィーフード(Sophie Hood)」です。

傘をさしていても寒い……その“盲点”を埋める形

実際に雨の日に身につけてみて、その真価を痛感しました。

▲ 横から見ると、首筋から耳元までが隙間なく一体化しているのがわかります。

「傘をさしているのに、なぜか寒い」
その理由は、横から吹き込んでくる冷気が首筋を通り抜けていくからです。マフラーを巻いていても、動くたびに生まれるわずかな「隙間」。そこを完璧に埋めてくれるのが、フードとマフラーが一体になったこのフォルムでした。

アルパカ混の毛糸で編み上げた組織は、驚くほど軽く、それでいて自分の体温を逃さず蓄えてくれます。天然素材ならではの呼吸するような温かさは、雨の日の不快な冷えから優しく守ってくれる、まさに「北欧の知恵」そのものです。

雨が上がれば、軽やかな「春のアクセント」に


「でも、昼間に晴れて暖かくなったら?」
そんな心配も、このソフィーフードなら必要ありません。

▲ 全身のスタイリング。フードを被っていても重苦しさがなく、都会的な印象に。

雨が上がり、少し日差しが戻ってきたら、フードを後ろへストンと落とすだけ。
今トレンドの「バラクラバ(付けフード)」のような感覚で、春のコートやニットに馴染む上品なアクセントに早変わりします。

首元に程よいボリュームが出ることで小顔効果もあり、一日中着けていても肩が凝らない軽やかさは、お出かけの強い味方です。

自分を労わる「ひと編み」の時間


▲ 手編みならではの質感が、沈みがちな雨の日の気分を上げてくれます。

この寒暖差で、周りでも「少し風邪気味かも」という声を耳にすることが増えました。
せっかくの春、まずはご自身の体を労わるために、集中して手を動かす時間を持つのも素敵な過ごし方ではないでしょうか。

シンプルな編地なので、数日で完成させることも可能です。
この「春の寒の戻り」を、ご自身の手で編み上げた温もりで、心地よく乗り切りませんか?


執筆者:北林 裕美子(micono神戸元町本店
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