桜の開花予想が聞こえ始めると、ようやく冬の重いコートを片付けられる解放感でいっぱいになりますね。
でも、同時にやってくるのが「コートがいらなくなると、何を着ていいか迷う」という春先特有の悩み。
冬の間は、お気に入りのコートさえ羽織れば、中は少し油断していても隠せました。いわば、コートは私たちの「鎧(よろい)」だったのかもしれません。
しかし、春はトップスが主役。
「去年のカットソーでは、なんだか顔まわりが寂しい」
「頑張りすぎず、でも手抜きに見えない上品さが欲しい」
そんな、ごまかしのきかない季節の始まりに、大人の女性の救世主となってくれるのが、ノルウェーから届いた「Vivil Sweater(ヴィヴィル・セーター)」です。

■ 1. 「レフ板効果」のあるレースが、顔まわりをパッと明るく
春の光は、冬よりもずっと明るく、肌のトーンや服の質感を際立たせます。
Vivilの最大の特徴は、首元から肩にかけて広がる繊細なレース模様。
この透かし編みが、ちょうどお顔の下で「レフ板」のような役割を果たしてくれます。高価なネックレスを足さなくても、これ一枚で華やぎが完成。忙しい朝、鏡の前で「あ、これだけでいいんだ」と納得できる頼もしさがあります。
■ 2. 「お洒落は我慢」を卒業する、驚きの軽さ
冬の厚着で凝り固まった肩に、モヘアとウールを組み合わせたこのセーターの「軽さ」は何よりのご馳走です。
驚くほど肩の負担が少なく、ふんわりとした柔らかさが心まで解きほぐしてくれるよう。
「綺麗に見える服は、着ていて疲れる」
そんなこれまでの常識を、手編みの心地よさが塗り替えてくれます。

■ 3. デニムからランチ会まで、着回し力は「万能」
レース模様と聞くと「甘すぎるのでは?」と感じるかもしれませんが、幾何学的な模様がどこか凛とした、知的な印象を与えます。
いつものデニムに合わせて: 清潔感のある、大人カジュアルに。
きれいめパンツに合わせて: 友人とのランチや、少し背筋を伸ばしたい集まりに。
手持ちのワードローブにすんなり馴染むから、コートをクローゼットにしまったその日から、あなたの「春の定番」になってくれるはずです。
■ 「自分のために一目ずつ」という、最高の贅沢
一段ずつ模様が形になっていく時間は、家事や仕事の合間の、静かで贅沢なひととき。
自分の手で「今の自分を一番美しく見せる一着」を作り上げる。そのプロセスそのものが、新しい季節を迎える自分への素敵なプレゼントになります。
この春、コートを脱ぐのが楽しみになる。
そんな特別な一着を、あなたの指先から生み出してみませんか。
執筆者:北林 裕美子 (micono神戸元町本店オーナー)