汗ばんでもさらりとした快適さ
神戸の北野異人館のあたりを歩いていると、季節の感じ方の違いに驚くことがあります。
先日散歩していたときのこと。こちらはニット帽に厚手のコートだったのに、半袖の外国人観光客の方が普通に歩いていました。
同じ場所にいても体感温度はずいぶん違うものですね。でもしばらく歩いていると、こちらも少し汗ばんできたりします。
そんなときに意外と気になるのが、足元の心地よさ。
実は、編み物好きの間で「ちょっと珍しい靴下用の毛糸」が話題になっています。
それが「REGIA エナジーフロー カラー」です。
REGIAは、ドイツの老舗ソックヤーンメーカー。
ヨーロッパでは靴下用毛糸のブランドとして広く知られていて、長年多くのニッターに愛されてきました。
そのREGIAのコレクションの中でも、少しユニークなのがこのシリーズです。
タオルのようなやわらかい靴下になる毛糸
この糸のいちばんの特徴は、タオル地のような編み上がり。
一般的なソックヤーンは丈夫さを重視したしっかりした編地ですが、この糸はふんわりとしたパイルのような質感になります。
足を包み込む感触がとてもやさしく、まるでタオルに触れているような履き心地。
さらに素材にはコットンが33%含まれているので、蒸れにくくさらっとした感触になります。
春から夏にかけての靴下にも使いやすいソックヤーンです。
今年の新色はやさしいグラデーション
このシリーズの昨年までのデザインは、爽やかなストライプ柄が特徴でした。
そして今年の新色は、雰囲気が少し変わります。
今回登場したのは淡くやさしいグラデーションカラー。
編み進めると色がゆっくり変わっていくので、完成した靴下はやわらかく上品な印象になります。
春の空気に似合う、軽やかな色合いです。
1玉で「靴下+ヘアバンド」が作れる楽しさ
この毛糸は1玉でショートソックスを編むと、少し糸が余ります。
その残り糸で作るのにおすすめなのが、ヘアバンド。
洗顔のときに髪をまとめるのに便利で、タオルのような編地なので肌あたりもやさしいんです。
朝は洗顔用ヘアバンド。
夜はお風呂上がりの靴下。
1玉の毛糸から、そんな小さな心地よさが生まれます。
執筆者:北林 裕美子