お盆を過ぎると、編み物は少しずつ次の季節へ。
とはいえ、実際の気温はまだ真夏。そんな時期に次の作品を考えるなら、真冬だけを想定した毛糸ではなく、季節をまたいで着やすい素材を選ぶのもひとつの方法です。
季節の変わり目に向く、ウール×コットン
今回使うSandnes Garnの「デュオ」は、メリノウール55%とピマコットン45%を組み合わせた毛糸です。
ウールのやわらかさや適度な保温性に、コットンの軽さとさらりとした質感が加わります。
ウール100%ほど冬らしさが強くなく、コットン100%ほど夏に寄りすぎない。
季節の境目に使いやすいのは、この中間的なバランスがあるからです。
完成する頃の季節まで考えて毛糸を選ぶ
編み物は、編み始めたその日に完成するものではありません。
まだ暑い時期に編み始めても、完成する頃には季節が少し進んでいることがあります。
だからこそ、今の気温だけではなく、完成した頃にどんな服を着たいかまで考えて糸を選ぶと、作品を長く楽しみやすくなります。

表目と裏目だけで生まれる、控えめな立体感
ラグラン模様編みセーターは、表目と裏目を組み合わせて編み地に陰影を作るデザインです。
華やかな模様ではありませんが、無地とは少し違う奥行きがあり、一枚で着ても自然に表情が出ます。
シンプルなパンツにもスカートにも合わせやすく、日常に取り入れやすいデザインです。
「次は何を編もう?」と思ったときに
秋冬物を始めるにはまだ暑く感じる。
でも、夏物をもう一枚編むには少し遅い。
そんな時期には、ウールとコットンを組み合わせた毛糸がちょうどよい選択肢になります。
季節をひとつに決めすぎず、少し先まで着られる一枚を考えてみる。
お盆明けは、そんなふうに次の編み物へ切り替える時期でもあります。