近年の編み物ブームにより、アクリル毛糸以外の素材に初めて触れるという若い世代が増えています。
micono神戸元町本店でも、「毛糸ってこんなに種類があるんですね!」と驚かれるお客様が本当に多くなりました。
その中でも特に増えているのが、
「ソックヤーンって普通の毛糸と何が違うんですか?」
というご質問です。
この記事では、ソックヤーンの基本から、素材による履き心地の違い、さらに“エクストラファインメリノウールの高級ソックヤーン”の魅力までを分かりやすく解説します。
ソックヤーンとは?普通の毛糸との違い
まずは基本から。
● ソックヤーンの特徴
靴下は、日常の中で特に負担がかかるアイテムです。
-
歩くたびに擦れる
-
脱ぎ履きや洗濯で伸び縮みする
-
くり返し洗うため劣化しやすい
そのため、ソックヤーンは次の特徴を持つように作られています。
-
ナイロン(ポリアミド)等を混紡して耐久性を強化
-
伸縮性が高く、形崩れしにくい
-
洗濯機でもフェルト化しにくい防縮加工(スーパーウォッシュ加工)が施されていることが多い
つまり、
毎日使える丈夫で扱いやすい靴下を編むための専用糸
それがソックヤーンです。
素材の違いで履き心地は大きく変わる
実はここが一番誤解されがちなポイントです。
ソックヤーンというカテゴリは同じでも、
「どんなウールを使っているか」で履き心地は別物になります。
● 一般的なソックヤーンの特徴
強さを優先するため、やや硬めの質感の糸が多く、
-
足首がチクチクする
-
肌の弱い方には刺激を感じる
という声も珍しくありません。
● エクストラファインメリノのソックヤーンはここが違う
今回ご紹介するのは、
エクストラファインメリノウールを使用した高品質ソックヤーン。
エクストラファインメリノの特徴は…
-
繊維が非常に細く、しなやか
-
肌に触れた瞬間がとてもなめらか
-
チクチクしにくい
-
敏感肌・小さなお子さまにも使いやすい
同じ“ソックヤーン”という括りでも、
触れ心地も履き心地もまったく違う糸なのです。
こんなシーンで違いが分かる ― 高級ソックヤーンの使いどころ
エクストラファインメリノのソックヤーンは、次のような日常シーンでその良さが際立ちます。
-
長時間歩く外出の日
-
冷えるオフィスでの足元対策
-
旅行や飛行機など長時間同じ姿勢が続く場面
-
敏感肌の方や、小さなお子さまの靴下づくりに
“ふわっと軽く包まれるような履き心地”は、一般的なソックヤーンにはない魅力です。
ソックヤーン選びで快適さは大きく変わります
ソックヤーンは靴下用に作られた特別な糸ですが、
その中にも品質のランクがあります。
素材の違いを知ることで、編む楽しさも、完成後の快適さも驚くほど変わります。
-
耐久性を重視するなら一般的なソックヤーン
-
履き心地の良さを求めるならエクストラファインメリノのソックヤーン
目的に合わせて選ぶことで、「自分の足に合う靴下」を編むことができます。
👉商品はこちらからご覧いただけます。
